【9月11日更新】日々の園生活の中で~教育内容を知っていただくために~

2020.09.13 15:26:43

本園では幼稚園玄関に、

3歳児の週案、4・5歳児の週案を掲示しています。

この週案は、1週間の遊びや園行事の内容はもちろん、

教師がどのような援助をし、

どのような力の育成を目指しているかが記入されています。

 

 

 

週案の立案の際には、職員会議を開き、

現時点のクラスや年齢別保育時での子ども達の姿を出し合い、

どのような援助が有効であったか、

どのような援助があると更に深められたかなどを反省、検証し、

今後の課題を見極めています。

また、その話し合いの中では、

子ども達の成長を感じた具体的な言葉や表情、

行動なども伝え合うとともに、

気になる様子なども出し合い、共通理解をし、

保育にあたるようにしています。

例えば・・・

「○○ちゃんが自分からご挨拶できるようになってるね。」

「○○ちゃん、年齢別保育の時、しっかりお話を聞いて、

 活動することができていたよ。」

「○○くんが、自分でトイレに行けるようになりました。」

 「○○ちゃん、朝の準備ができたら、うちのクラスに来て

 いい物づくりを楽しんでいるよ。」

「5歳児の○○ちゃんが、4歳児の△△ちゃんが淋しそうにしていたら

 寄り添って、声をかけてくれていたよ。」

「○○ちゃん、朝、声をかけた時、元気がなかったけど、

 その後、保育室でどうだった?」

「この頃、担任のそばにくっついているけど、

 年齢別の時間の時はどう?」   などなど・・・

 

共通理解して、保育を進めることで、

子ども達一人一人を

様々な角度から職員それぞれが見守り、

援助する一端となります。

 

週案を掲示することで、保護者の方に

お子様がどのような活動を1週間しているかを

知っていただくと同時に、

幼稚園がどのような力を育みたいと考えているか

知っていただく機会になればと考えています。