新年の恒例行事、福引大会を今年度も行いました。
幼稚園から各家庭へ送った年賀状には、
赤・青・緑などの色の中から1色、
丸いシールがそれぞれ貼られていました。
始業式に持参し、
福引大会の日までドキドキわくわく
過ごす姿が見られました。
当日、遊戯室には子どもたちが好みそうな素敵な品物が
机いっぱいに並べられていました。
まずは、自分の年賀状のシールの色を確認。
同じ色のお友達を探しゲームをしました。
教師はその様子を見守り、必要に応じて手助けしようと思っていましたが、
さすがもう3学期。5歳児が年下の友達をリードし、
「赤色のシールの子、どこ?」「ぼくは青なんやけどな」
「〇〇ちゃん、こっちやで!」「よし、一列に並ぼう!」
「いちごちゃん、(列の)前に行ってもいいよ~♡」と
あたたかい言葉をかけながら、
あっという間にグループに分かれることができました。
すごい!
そうこうしていると、教師ふんする福引大会の進行役
“ふくびきリーヌさん”がやってきました!
「かわいい~!」「ふくびきリーヌさん、早く福引きして~!」と大喜び!!
ガチャガチャの本体には、各色の折紙が入ったガチャ玉が・・・
教師がレバーを回そうとすると、
「緑、出てきますように!」「紫、出てほしい!」と
手を合わせて口々につぶやき、祈る子が続出!
出てきたガチャ玉を開ける瞬間、何色の折紙が入っているか、
固唾をのんで見守る子どもたち。
「わぁ!黄色や!」「次は赤や!」と一喜一憂しながら、
ガチャ玉が出てくるのを楽しみにしていました。
なかなか自分の色が出てこず、必死な形相になる子もいましたが、
途中からは“時の運”と理解したのか、自分の色が出るまで友達に
「おめでとう!」「よかったね~!」とねぎらったり、共感したり・・・。
やっと自分の色が出ると、「やった~!」と思わず弾んで喜び、
机にある品物をじっとみつめ、
「どれにしようかな♥」と厳選する姿が見られました。
素敵な商品、手にすることができたでしょうか?!
↑ 祈っています | ↑ やったー! |
↑ どれにしようかな~! |
あけましておめでとうございます。
旧年中は幼稚園教育に対し、
あたたかいご支援・ご協力を賜り、
ありがとうございました。
今年も幼稚園教育にご理解・ご協力の程、
よろしくお願いします。
さて、12月7日(水)に
キラキラコンサート(幼稚園単独の音楽会)を実施しました。
各年齢の発達段階を念頭に置き、子どもたちが自ら歌ったり、
合奏したりしたくなるような環境を設定し、援助してきました。
保護者の方に参観いただいた様子を今回、お知らせします。
3歳児
歌:大きな栗の木の下で
合奏:ゆきだるまのチャチャチャ
7月の七夕コンサートの際、
4・5歳児の持つ楽器に興味津々だった3歳児。
いよいよ“楽器を持てる!”と大ハリキリでした。
入園当初はささやく程度、
園生活に慣れてからは叫ぶような大き過ぎる声で
歌っていた3歳児。
声の大きさについて、口は大きく開けて、
でも優しい声で歌う教師の姿を見聞きすることによって、
素敵な 歌声になってきました。
当日はたくさんの保護者の方に
ちょっぴり緊張してしまう姿もありましたが、
心の成長を感じた1日でした。
4歳児
歌:シンデレラのスープ
合奏:ビビディ バビディ ブー
今年は6人の4歳児。『6人しかいない』と考えるのではなく、
『6人だからこそ、6人が頑張れること、できることを考える』を
モットーにしました。
小さいカゴにタンブリン・トライアングル・鈴、1人で3種類の楽器を
1番・2番・3番で交代しながら合奏をしました。
準備も片付けも自分で行い、3種類の楽器を扱って、音を奏でる姿に
保護者の方もびっくり!
歌では、一人一人の声がしっかり聴こえ、
6人とは思えないほどの素敵な歌声を聴かせてくれました。
4・5歳児
歌:世界中の子どもたちが
1番は歌を、2番は手話を交えて披露しました!
思いをしっかり伝えていました。
5歳児
歌:あしたも♡ともだち
合奏:RPG
現5歳児は、未知の病気だった新型コロナウィルス感染症の
まん延のために、入園式が6月15日にずれ込んだ学年です。
幼児期の一日一日が大切な成長の機会であり、
6月まで止まってしまった“2ヶ月間”が卒園まで
影響を残さないよう、
日々、子どもたちの援助に努めてきました。
5歳児は真っすぐに、一生懸命取り組める力をもっており、
私たちの思いに十分に応え、素晴らしい成長を見せています。
今回、 当日、欠席した友達の楽器を『ぼくがやるわ!』と
自ら手を挙げ、物おじすることなく立派に演奏した子もいました。
5歳児が輝き、園をリードしていく姿に3・4歳児が強く憧れています。