幼稚園では新年を迎える準備として、
12月6日(金)にお餅つきを行いました。
前日の5日(木)PTA幼稚園委員様のご協力のもと、
年中児・年長児がお米を洗いました。大きな上用のバケツに
入ったもち米を①2人1組、交代で洗います。 ②ご家庭でお米とぎを
見たり、手伝ったりしている子もおり、興味津々・意欲満々でバケツに
向かいました。
【①協同性②自立心・社会生活との関わり】
いよいよ、バケツに入ったお米を手で研いでいきます。
③「いつも食べてるお米より白い!」④「お米(の粒の形)、丸いな。」
「見て、見て!バケツ、いっぱいあるなぁ!」と様々な気付きを友達と
伝え合う姿が見られました。
【③思考力の芽生え④数量や図形への関心・感覚③④言葉による伝え合い】
また、水を流す時は細心の注意を払って、流している姿も見られました。
幼稚園委員様に見守っていただきながら「上手、上手!」と声をかけて
いただいたことで子どもたちも安心し、自信をもって、もち米洗いが
できました。研いだもち米は、たくさんのお水にしっかり1日、浸して
翌日のお餅つきに備えました。
6日(金)登園時から、「早くお餅、食べたい!」「お餅つき、まだ?」
「もうすぐ?」とどの子もお餅つきを楽しみにしている様子。
臼と杵でお餅をついている様子を“よいしょ!よいしょ!”とみんなで掛け
声を掛けながら見たり、民生委員様にお手伝いいただきながら、
つきあがったお餅を丸めたり・・・
⑤「わぁ~、お餅、柔らかい!」「わぁ、のびる~!」「手にくっついてきた!」
・・・様々な感動や発見の声が聴かれました。【⑤豊かな感性と表現】
年中児、年長児は、実際に杵をもってお餅をつきました。
⑥力強く杵を握り、臼に打ち付ける子、また、バランスが取れない子もいましたが、
1回、2回…5回とついていく間に、バランスをとれるようになった子もいました。
また、⑦「あれ?さっきまで、お米やったのに、お餅になった!」「あれで(杵)
最初、ゴリゴリしてるからかな?!」「お米とお米がくっついたんかな?!」と
気付いたことを友達と伝え合う姿も見られました。
【⑥健康な心と体⑦思考力の芽生え、言葉による伝え合い】
いよいよお楽しみ!つきたてのお餅をいただきます。
砂糖醤油、きな粉の2種のお餅をいただきました。
慌ててのどに詰めないよう、小さい小さいサイズに丸めていただいたので、
何回も何回もおかわりする子ども達。
⑨「めっちゃ、おいしい!」「おかわり!」「きなこ、好きやねん!」
「もっともっと食べたい~」など、日頃はお餅が苦手な子も、
周りの子どもたちが勢いよく食べる様子を見て、食べてみようとする姿も
見られました。【⑨健康な心と体】
お餅つき終了後、最後の片付けをしていただいていたPTA幼稚園委員様に
子どもたちからお礼の言葉「ありがとうございました!」を心を込めて
伝えました。
昔から伝わる日本の文化であるお餅つき。時代が移り変わり、
餅つき器を使ったり、市販の鏡餅を飾ったりすることも増えています。
幼稚園では、地域のたくさんの方々にお手伝いをいただきながら、
昔ながらの臼や杵を使った餅つきを行っています。
子どもたちにとって、地域の方のたくさんの方々にご協力いただき、
ふれ合いながらお餅つきをしたことが心に残り、良い思い出になった
ことと思います。
主任児童委員様、民生委員様、小学校園PTA役員様、PTA幼稚園委員様、
有志の保護者の皆様、本当にありがとうございました。