2021年 8月

  • 快挙!オリンピックのように熱い天神山の夏休み
    2021.08.02 14:17:51
    夏休み中も、アフタースクール利用の子どもたちは、元気いっぱい幼稚園で過ごしています。
     快挙① 「セミ20匹捕まえたで!」セミ捕り名人現れる!!
     「今日は、20匹捕まえたで!」と、誇らしげな子どもたち。セミ捕りを繰り返し楽しみながらたくさんの知恵と知識を身に付け、今では「セミ捕り名人」がたくさん誕生しています。
    初めは、網を短く持っていた子も、高い木にとまっているセミを捕まえる時は網を長く持ちます。それでも届かないところにいたら、、、、?幼稚園で一番背が高い教師に「抱っこして!」と、ヘルプします!経験から得た生きる知恵ですね。
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     大発見「この木(桜)は、アブラゼミいっぱいいてる」
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     「こっちの木(欅)は、クマゼミばっかりや!!」と、年長男児。すごい発見です!
     「なんでやろう?」と教師が投げかけると、、、。しばらく考えた後、木の匂いを嗅いでいます。「好きな匂いが違うんかな?」違う友達は「(アブラゼミは)大きい木が好きなんかな?」教師も残念ながら正解はわかりません。
    子どもたちが五感を使って「なぜ?」「不思議!」と、一生懸命頭をひねらせているので、教師も「ザラザラの木が好きなのがアブラゼミでちょっとツルツルの木が好きなのがクマゼミ?」と、五感を使って子どもと一緒に考えました。
    答えはまだ謎ですが、子どもたちと、たくさん考える時間はとても楽しかったです!将来、昆虫博士になったら、答えを教えてね♪
     快挙② やったー!〇〇くんが話してくれた!!
    これは、みんながとてもうれしいニュースです。お家では、いっぱい話するけれど、幼稚園では環境の変化による緊張や恥ずかしさ、プレッシャーなど本人なりの目に見えない壁があり、言葉で表現することに抵抗を感じている子がいました。
    表情や行動から、幼稚園での生活を楽しんでいる様子は伝わっているので、教師は焦らずありのままを受け止め、本人が大好きなことを一緒に楽しみながらコミュニケーションを図ってきました。
    ゆったりと関わることで、開放的な気持ちの時には、ひとこと言葉で答えてくれることもありましたが、1学期間が過ぎ、夏休みに入りました。
    夏休みのアフタースクールで約1週間過ごした日。ついに、〇〇くんが、心の扉をひらいてくれました!!
    大ニュースを、子どもたちが走って職員室に知らせに来てくれました。「先生!〇〇くんがみんなの名前呼んで、しゃべってくれたで!」「先生の名前も言ってるで!」「▲▲先生の名前は言わへん。「カブトムシ」って言うてる(笑)」
    「えっ、なんでやねん!?(笑)カブトムシってか??」でも、うれしくてうれしくて「カブトムシ」も、アフターの部屋にいる〇〇くんのところに行きました!
    ▲▲先生の名前もちょっとイタズラな笑顔で笑いながら、呼んでくれました。実は、とてもひょうきんな〇〇くん。「カブトムシ」を引き寄せる作戦だったもかもしれません。
    ずっとずっとみんなが心の中で待っていた、〇〇くんの声が聞くことができて、友達も教師もみんながうれしくて笑顔になりました。自分の殻をやぶった〇〇くんも、とてもいい表情で笑っていました。
    翌日、〇〇くんは本当に自然体でたくさんのお話をしてくれました。〇〇くんといっぱいしゃべって楽しくて、みんなが幸せな顔になりました♪
     夏休みのアフタースクールは希望者のみなので、通常保育よりも少人数になります。長時間一緒に過ごし、一緒に遊ぶことで関係が深まり、好きな友達ができ、教師とゆったりと関わり、〇〇くんにとって幼稚園が本当に安心できる場所になったのだと思います。
    心の扉を開いた〇〇くんと、心の扉を開けてくれた友達たちの温かさにピカピカの「金メダル」を!!チーム天神山の願いが叶いました。
      快挙③ 大成功!天井まで届きそう!!
     「自分よりも高く」「先生よりも高く」「一番背が高い先生よりも高く」と、徐々に目標をあげて、ブロックを高く積むチャレンジをしています。何回も崩れては積み直し、そのうち「いいこと」を考えました!1つずつブロックを積むのではなく、何個かつなげてから積む方法を考えました!!
    作戦大成功です。天井まで届くくらい高く積むことができました。「先生!早くカメラとってきて~」間に合ってよかった♪「ハイ・チーズ!!」
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