幼稚園でナス・キュウリ・ミニトマト・ピーマン・オクラの中から自分の育てたい野菜を選んで親子で植えました。事前に自分で名札を書いたり、土を入れて運んだりしました。大きな野菜になってほしいので、植木鉢は大きめの物を使います。子ども達も「うんとこしょ!つかれた~」と何度も休憩をしながら、自分の場所に植木鉢を運びました。なかなかお家で経験できにくい事なので、一緒に親子で水やりをしながら育てていってくれたら嬉しいです。幼稚園では、4・5歳児の子ども達は「おばけの学校たんけんたい~大きくなってねわたしの野さい~」のテレビをみて、どんなふうに育っていくのかなど見ました。視聴後は、虫眼鏡をもって「なんか、はっぱがギザギザしてるな~」「細かい毛みたいなのがあるわ」「なんかいいにおいがするな!」など、よ~く野菜を観察していました。自分が気付いた事、発見したことなど、どんどん言葉にしてみんなに伝わっていくといいですね。
幼稚園の畑に植えていたそら豆が、ぐんぐんおおきくなって、空に向かってぴ~んとさやをのばしました。
見る見るうちに、さやが大きく色々な形に膨らんできたので、みんなで収穫することになりました。
始めははさみで鞘を切ろうとしましたが、なかなか切れなくて、悪戦苦闘をしていましたが、ある時下向きに鞘を引っ張ると、するっと取れる事に気が付きました。それまでは、子ども達も「たいへんやな~」と言っていたのに、手軽に収穫できる方法を知って楽しくなり、「もっとしたい!」「これ、めっちゃおおきいで!」「これ、かわったかたちしてるな!」と収穫した豆を比べ合いっこしていました。たらいいっぱいになるほどのそら豆を、みんなで分けて持ち帰りました。「何個のそら豆があったか明日教えてね!」と伝えたら、次の日、子ども達から3個入ってたよ。」「こんな形してた」など、お家で見たことを話してくれました。また、早速お弁当に入れてくれている人もいました。幼稚園でも、翌日みんなで『そら豆のベッド』の絵本を見てから、実際にそら豆をあけて中を見る事にしました。「うわ~、本当にフワフワしてる」「気持ちよさそう」と触って絵本の内容とつながったようです。これからも、実体験を通して色々なことに結びついていくといいですね。