城北幼稚園

本園では保護者の方が愛情込めて

作ってくださった手作り弁当を園児が持参し、

昼食時に食べています。

火・木曜日は通常のお弁当以外に、

月曜日は園児が好きなパンをもってくるパン弁当日、

金曜日はおにぎりに好きな具を入れて持参する

おにぎり弁当日とし、保護者の方の負担を

少しでも減らせるようにしています。

保護者の方の負担を具体的に

もう少し減らせる方法はないか、

また、小学校入学後の給食に備え、

園児が苦手な食材を食べる機会を

作れないかと考え、

６月と７月に各４回ずつ、

希望するご家庭に宅配弁当を提供しました。（保護者実費）

初日は、ご飯に豆腐ハンバーグ

きのことほうれん草のスパゲティー

小松菜とあげの煮浸し、パイナップル。

緑色の野菜を苦手とする子が多いのですが、

一口チャレンジをし、頑張って食べる姿が

見られました。

苦手な食材にも挑戦し、「背、伸びるかも！」と

話す子も。心の成長を感じました。

２日目は、大好きなカレー。

「めっちゃ、おいしい！」とペロリと完食し、

オレンジゼリーも大喜び！

保護者の方の味付け以外の物を食べることも

大切だなと改めて感じた良い機会になりました。

園庭では園児が

存分に夏の遊びを楽しんでいます。　　

園庭に咲くいろいろな花弁を集め、

色水作りを楽しんでいます。

初めは色とりどりの花弁を混ぜたために、

自分の思う色が出なかった子も、

同じ色の花弁を使うと綺麗な色が出ることに気付き、

繰り返し遊んでいます。

そんな様子を見て「作り方、教えて！」と

声をかけてきた年下の友達に優しく教える５歳児。

微笑ましい姿も随所で見られます。

砂場では大きな山や川を作ったり、

雨樋を斜めにセットし、「このベンチに置こう！」

「ここにはバケツを敷こう！」と

身近にあるもので高低差を作って、

水を流したりしています。

遊びを通して、試したり、工夫したりする中で、

感動や発見し、思考力も高まっています。

幼稚園での遊びや学びが

小学校以降の学習に大きく繋がります。

子どもたちの「もっとしたい！」の

気持ちを大切にしたいと思います。

園外保育に先駆けて、

交通ルールや公共の場でのきまりを知り、守ったり、

地域の方々との素敵な出会いの機会となるよう、

４月と５月に北公園（たこ公園）へ散歩に行きました。

４歳児は４歳児同士、５歳児は３歳児の手をつないで

自ら車道側を歩き、優しくエスコート。

「〇〇くん、いちご組さん（３歳児のこと）の

　スピードに合わせてあげてや！」と

５歳児は互いに声を掛け合う姿も見られました。

公園では３つの約束。

５歳児は約束の理由もきちんとわかっていました。

（以下、子は子どもの気づきです。）

①公園の外に出て行かない（車にひかれるから危ない！）

②トイレやケガをした時には、教師に伝える

③一人で遊ばない（知らない人に連れていかれたらあかんから！）

たこの遊具では、４月は尻込みし、

教師と一緒に挑戦していた急な傾斜も、

５月には自分から遊びに行ったり、

滑り台を滑ったりする３歳児の姿が見られました。

滑り台も順番を守ったり、交代したりしながら、

どんどん滑ることが出来ました。

たった１ヶ月、されど1ヶ月。

子どもたちにとって直接体験の中での

成長はとても大切であり、

とても大きいのだなと改めて感じました。　　

帰り道、小学校の休憩時間と重なったこともあり、

１年生になった前年長児が運動場に出てきて手を振ってくれました。

「〇〇ちゃんや！お～い！」と子どもたちは大喜び。

久しぶりに言葉を交わすことができ、嬉しい日となりました。

また、遊びに行きたいと思います。