【6月28日更新】水遊び、大好き!~水遊びの中の学びとは~

2024.06.28 17:34:18

本園では泥んこ遊びや草花を用いてのジュース作り、

水鉄砲、散水ホースを用いてのシャワーなど、

子ども達が存分に夏の遊びを展開できるよう、

環境を整えています。

色水遊びでは、園庭の枯れた花や草などをすり潰しながら

色水を作る5歳児の友達の姿を4歳児や3歳児が真似たり

教師に教わったりしながらジュース作りを楽しんでいます

『オレンジジュースができたよ!』

『グレープジュース作りたい!』

『(すり潰しても力が弱く、色が変化しないため)先生、色が変われへん!

 どうしたらいいん?教えて~!』と困っていることを言葉で伝え、

対話をしながら遊んでいます。

水の量で色水が薄くなる、濃くなる、

種類の違う花を混ぜると違う色ができることなど日々、発見しています

泥んこ遊びでは、かたいお団子やトロッとしたカレーや

チョコレートを作りたい4、5歳児が砂場の砂では固まりにくいこと、

園庭の土山の土を使えば、ちょうど良い硬さのお団子やカレーが作れることを学び

衣服もドロドロにしながら、楽しんでいます。

『このお団子、お店で売ろう!』『ここに並べようよ!』と

友達とアイデアを出しながら、遊びも広がってきています。

水鉄砲では、的に当てたいあまり、

的の目の前に立って水を発射させるため、

逆に的にうまく当たらず・・・

少し離れて打ってみたり、裏側に回って打ってみたりと工夫しています

網にぶら下がった鈴の音を聞きたく、一生懸命狙っているものの、

一人の力では難しいことにも気付きます

『〇〇ちゃん、あれ、ねらおう!』と友達と一緒に力を合わせたり、

勢いのある水を使わないと鈴が鳴らないことを知ったり・・・

これらの様々な活動を通して、子ども達は“発見する”“感動する”“予想する”

“試してみる”“繰り返してやってみる”“友達と相談する”

“力を合わせてやり遂げる”など様々な体験をし、

それらが学びとなって小学校以降の学びに繋がっていきます。

今後も、心が動く魅力あふれる環境づくりを

教師が一丸となって、進めて参ります。