3月「年長さんになったら、〇〇くんみたいに、
年下の友達に優しくしてあげたい!」
「〇〇ちゃんみたいに、いちご組(3歳児)の
お部屋に行って、一緒に遊んであげるねん!」など、
憧れに思っている年長児の名前を具体的に出し、
4月からの自分の姿をイメージしていた子ども達。
いざ、3歳児が入園し、同じクラスに4歳児の友達を迎えると、
関わり、助けたい思いはあるのに、自分から声をかけるのがはずかしく、
モジモジ・・・♡
「〇〇ちゃん、△△ちゃんがかばん置いてるのを見てあげてくれる?」
「出席シール貼ってるか、見守ってあげてくれる?」と
教師に声をかけてもらうと張り切り、
「こっち、おいで!」と声をかけ、教えてあげる姿が見られました。
そのことがきっかけとなり、
「〇〇くん、おはよう!一緒に行こう!」
「これで、一緒に遊ぶ?」と3歳児や4歳児の友達に、
自分から関わる姿が見られるようになりました。
今まで年上のおにいさん・おねえさんが
自分にしてくれたことをまるで、
同じような口調で話す子もいます。
優しさや助け合いの気持ちを年下の友達への関わりを通して、
受け継がれていることが、とても頼もしく、
嬉しく感じる春です。
子どもたちの自覚や思いを大切にしながら、
日々の生活を実りあるものにしていきたいと思います。