「だんじりは町の宝物だよ。特別に見せていただくよ。
感謝の気持ちで見学させてもらおうね。」と子ども達に伝え、
旭町のだんじり小屋へ向かいました。
だんじり小屋に到着すると町会の皆様が待っていてくださり、
子ども達を歓迎してくださいました。
「おはようございます!よろしくお願いします!」と
元気な声で挨拶した子ども達です。
見学に先駆けて、旭町にお住まいの米寿や喜寿の皆様を
お祝いする催しがありました。
子ども達が心を込めて作ったペンダントとともに、
「おめでとうございます!いつまでも長生きしてください!」の
言葉でお祝いをしました。
「ありがとうね!」ととても喜んでいただきました。
いよいよだんじりの見学です。
まずは、だんじりの前に乗せていただいて記念撮影。
だんじりの大きさに圧倒されながらも、笑顔が輝いていました。
写真撮影と並行しての鳴り物体験では、実際の大太鼓や小太鼓、
鐘に触れられることを前々から楽しみにしていた子ども達。
ちょっぴり緊張しつつも、「先生、こんな音する!」「すごい!」と
徐々に表情も緩み、大喜びでした。
後梃子の縄を握って「せ~の、チョイ!」と声を合わせたり、
彫り物をじっくり見たりと良い経験をさせていただきました。
少子化の波が押し寄せ、だんじりに携わる人口が
減ってきている近年ですが、岸和田の文化であり、誇りであるだんじりを
継承していくことの大切さを感じた1日となりました。