先週、教育センターからもらってきた黄色い蛹。
毎日毎日「今日は出てくるかな?」「もうすぐかな?」っと
ワクワクドキドキして待っていましたが、一向に出てくる気配のないまま
1週間が経ちました。昨日ぐらいから「あれ?蛹こんな色やったっけ?」
「なんか色代わってきたで」と変化に子どもたちが気付いていました。
今朝、子どもたちが登園してくると、真っ先に蛹を見に行きます。
「わー!!なんかめっちゃ黒くなってきてるで!」と口々に言っていた時、
「あ!!生まれた!!」なんと蛹からチョウチョが出てきました!
みんなびっくり!「わー!出てきた!」「でもほんまに、ちょうちょなんかな?」
「何か形がへんやで」と興味津々です。よく知っている子が
「まだ羽根がシワシワやねん。今から羽根を乾かすんやで」
と教えてくれました。「あ!ほんまや」「なんか模様が見えてきたで」
「黒いチョウチョになるんちゃうん?」
「なんかYくんが描いた蝶々みたい!」と気付いた子がいました。
「図鑑で調べてみよう」と早速図鑑を開いてみました。「これちゃうん?」
「でも、ここちょっと違うで」「こっちちゃうか?」
「オレンジ色の模様出てきたで」「わかった!!」「これや!」
みんなの結論はジャコウアゲハでした。
「あれ?こないだGくんがジャコウアゲハの蛹やって言ってなかった?」
「Gくん、すごいなあ!」
チョウチョの羽化という貴重な体験をみんなで共有することができ、
また、その過程で友達の良さに気付くことができました。
お弁当の後、「チョウチョが飛んだ!」という子どもの声が。
一日かけて羽根を伸ばし乾かしていた蝶々が羽根をバタバタさせたのです。
「飛びたいんかな?」「逃がしてあげようよ」
今日もとっても素敵な一日でした。
また来週!どんなワクワクが待っているのでしょうか?